どうも、筋トレするイラストレーター(絵師)LYOです

2013年の年末頃、僕は独自性のあるイラストレーターになりたくて、友人らが集まるイベントでその目標を口にした。
『イラストで人を喜ばせて、1枚1万円以上で売れるイラストレーターになりてぇ!』

僕が絵を描く事はみんな知っていたが、友人らは『お前の絵に1万円以上払う人は現れないんじゃないか?』っと、バカにされた挙句、大勢の前で辱められたりされた事を覚えている。
『まぁ、練習すればうまくはなるべ?・・・でも売れるかは別だろ?』
『アタシ、絵に1万円とか絶対に出さないね!?馬鹿じゃね?そんな価値ないっしょ!』
『素人に金払う奴なんかいねぇべ!』
僕はこれを宣戦布告と捉え、ムキになって無言でその酒場を出た。
お前になんかゼッテー無理!

これは何度聞いても大人気なく反応してしまうのは事実。
どんなにcoolになろうとしても、正直な気持ちは、涙と鼻水となって溢れ出す…
『やったこともねぇくせに適当な事言ってんじゃねぇ!』
あの当時の僕は、そう嘆いていました。
《悔しさというハングリー》は、《怒りというエンジン》を目覚めさせ《絶唱という汽笛》を鳴らし、力強く走り出す。
怒りにはそんな使い道もある。
それを知っている僕は幸福だ。
それがいつしか、『LYOさんにデザインをお願いしたいです!』と言っていただけるまでになれた。
今だから言えるけど、彼らには礼を言う。
ありがとう、クッソタレ野郎ども!
それから1年も経過しないある日・・・君に描いて欲しい!という人はどんどん現れるようになった!
あの時のファッキンフレンド達に感謝を込めて、この記事をここに残す。
お前達のおかげで、今では当時目標だった倍以上の利益が出せるようになった。
ありがとう。
僕に《ハングリーと掘られた筆を与えてくれて》
でも、そう言えるまでの修行は正直楽じゃなかった

お客様にサービスを・・・
イラストを提供してお金をいただくという事はパッと見からして超うめぇ!!っていうレベルに達っしていないとダメなんだろうな・・・
そう思ってしました。
だから絵が上手い人ばかりがいる場所に自分が入り込むなんてすごく恥ずかしかった。
そして、絶対に勝てる気がしなかったんですね。あの当時は。
だからココナラというサイトで500円出品から始めてみた
僕はココでの経験が今に生きている。
◆イラストを販売する方法
◆集客するためのキャッチコピー
◆お客様の願いを叶える、架け橋になる事が重要
ココナラで出会ったお客様のおかげで、これらの大事な事に気がつくことが出来ました。
沢山のお客様に喜んでもらえるようになって、自信がついた!
そして描けば描くほどに上達する実感が湧いた!
こうして僕は、以前より周りのイラストレーターの方が上手いな〜なんて事を気にしなくなりました。
売れれば売れるほど自信もついて行きましたし。
しかし、僕の頭に疑問が浮かび出したのです。
これくらいのクオリティーを盛り込んで500円じゃ安すぎない?

自信がついて上手くなってくると、そう調子にのってくるもんかもしれません。
でもこれは僕の本心でした。
ココナラのシステムでは、販売者にランクがあります。
こんな風にね。
最近では、ランクに関係なく、500円から1000円、2000円以上とか設定できるようになっていました。
ココナラのランクを上げてみたらお客さんの属性が全く違うものに!
『いや〜これで2000円とは安いですね!』
『ここまで凝って描いてくれるなんて思いませんでした!大満足です!』
『ちょっとメッセージでやりとりしただけなのに、こんなに汲み取ってもらえるなんて嬉しいです!』
なーーーんてこれでもまだ安いって感じられるんだ!っと驚いたもんです。
でも、反対にイラストレーターならあるある悩みも体験した

これはね、お客さんが僕らの苦労なんてわからんから、そう言って来ちゃうのw
そこは許してあげてね^^
で、イラストを販売してた最初のころ、よく言われてたことがこの4つ!
1、最低2000円で、背景や、枚数によって増額ありと明記や説明をしても『もっと安くなりませんかね!』っとしつこく言ってくる
2、承った順番に対応しております、ご了承くださいと言っても『ちゃちゃっと先にお願いできないですかね?』っと図々しいく割り込もうとする。
3、人物画が専門で、似顔絵屋ではなく、あなたの特徴をとらえてイラスト化しますと看板を出しているのに『え?背景とか建物も図面も描いてくれるんでしょ?プロなんだから』
お前は設計士みたいに図面ばりの背景も描くんでしょ!くらい勘違いされてしまう。いやいや。
4、完成後の修正はNGですがそれでもいいのですか? YES!っと返答をもらっても『ちょ!あと4つほど変更してほしいんですが』っとしつこくメッセージしてくる。
終わった依頼なのに無料で修正しろとまで言う人もいた。1500円追加です!というメッセージで、やりとり途絶えたけど。
そうやって安く労力を絞ろうする人を丁重に断ることにした

するとどうだろう・・・
本当に価値があると感じてくれる人だけがリピートしたり、更にお客さんを紹介しておくれるようになってきた!
なまら嬉しいじゃん!?

自分がレベルアップした実感はあっても、お客様が認めてくれてないとダメだとも同時に思う。
その度量ってのは多分、『上手いのは当たり前』でも、どこまでお客様の願いをヒアリングで汲み取れるか!っという部分を、僕は大事にした。
ここでコールセンターにいた経験が役にたった
電話受付というのは基本、『何があったんですか!?』を聴くことから始まる。
僕の部門はほとんどがクレームばっかり!
アクシデントやクレームばかりの受付部門だったからよーーく鍛えられましたとも^^;
でも一人一人って悩み方が違うし、正直言っちゃうとお客様は専門的な話をこちらに説明するのが下手だと思う。
だからこそ、メッチャ細かいとこまで聞いてた。
『つまり、お客様は◯◯について解決したいのですね?』
『そうそう!』ってYESがもらえるまでヒアリングする。
だってこっちが勝手に解釈した話をベラベラ聞きたくないでしょ?
ちっげぇえよ!そんなこと聞きに電話してんじゃねぇよ!
って言われる失敗もあったけどね^^;
こういう失敗や経験値があったおかげで、それはお金を払ってでもお願いしたい!
って言ってくれるお客さんたちが集まってくれたのは、なまら嬉しかったですね〜。
こうして僕はココナラを卒業し、自分でイラスト工房を作った

これが僕が、徐々にステップアップしていった事実に基づく物語。
『お前の絵なんて売れる訳がねぇ!と言われ続けても諦めず、ココナラという土俵から初めて経験値を貯めて、今では独自でイラスト工房を立ち上げるまでになった』という体験談です。
ちょっと長くなっちゃたので今回はこれくらいにしておきますね^^;
というかイラストのご依頼を受けたので、そっちに集中せねば!!
もしアナタがこれからイラスト販売をしたいのであれば、小さな1歩から初めてみるのもいいのではないでしょうか?
ココナラだったら設置が簡単ですよ!
売れているイラストレーターさんのキャッチコピーを引用させてもらうってのもいいかもね
※まるパクリはダメですよ。
では!ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

そもそも絵が上手くなれなくて困っている!という方は、こちらの記事が役に立つかも!?
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