おこんつわ!筋トレするイラストレーター(絵師)・LYOです!

さて、今回はイラストの完成度は線画で決まる!っというお話。
そもそも絵ってのは上手くなるために誰かの絵をお手本にする事が多いよね?
・・・僕の場合、ある程度のレベルに達するまではそうしてました。
だって上手くなりたいんだから、自分がスゲェ!!!って思う人から吸収したい自然に思ったものです。
そして僕が彼らから学んだ事の1つに、こういうのがあります。
漫画家レベルの腕前を持つと、絵の完成度に圧倒的な違いが出せるようになる!

真ん中が君もご存知の、ドラゴンボールやドクタースランプ・アラレちゃんの原作者で有名な、鳥山明先生の描いた悟空です^^
※↑画像の真ん中は、コミックのコマをスキャンして使っております、鳥山先生すみません!
これを見て評論好きな人は色々思うでしょうけど、今回は線画のお話。
何が言いたいかというと、鳥山明先生はペンで描くだけでこの表現力ですよ?
何かのアートワークスで読んだ記憶があるんだけど、鳥山先生には絵を描くうえでこだわっている事があるのだそうな^^
※鳥山先生のイラスト集じゃない本のインタヴュー欄にて読んだ覚えがある。
『僕はトーンは使わなくて、線やベタ塗りで表現したいんだよね』
・・・・イカすぜ!
※これはワンピースの尾田さんとの対談でもあったネタだったような・・・ダメだ!思い出せん!
僕は今30代で、ジャンプの値段ったら170円だった頃を生きていた野郎です。
で、ドラゴンボールなんて4000回ほども読み込んで、セリフやシーンまで覚えていた時期もあるくらいの人間です。
※11年間、暇な時は常に読んでた。・・・それしか無かったからなんだけどw
で、ドラゴンボールを何千回も読んでたらさ・・・・
自分もこういうの描けるようになるんじゃないか!?って思って、描いてみたくなったもんですよ^^
キミもドラゴンボール読んでたら、描いてみたい!っていう衝動・・・わいてこない?
描けるようになりてぇえええ!!!うぇええい!!
ってね^^
・・・でもね、チャレンジしてみたアナタなら・・・
よーーーーーーく味わったと思うんですよ・・・・
ドラゴンボールを描くって、こんなに難しいのかよっ!!って。

もうね・・・恥ずかしくてこのイラスト↑載せたくないくらいでした^^;
過去は振り返っても、過去に生きるなってね^^
で、イラストが上達した今だから!
ここまで再現できるようにはなりました。
だが!描いてみて初めて分かる事がある!

※左がLYOが描いたもの、右が鳥山明先生が描いたもの
線画というのは、覚悟の結晶だ!!
つまりね・・・僕はデジタルで描いたんですが、アナログ漫画家のみなさんってインクでのペン入れという作業があるじゃないですか。
実際やってみたら分かるけど・・・
ここは綺麗に・・・ここは切れを良く・・・ここはヤサシク・・・
ココはドコー?ハタシハダーレ?
って、頭ゴッチゴチになっていくんですよ!
息がつまるわぁああ!!!!!って、なったし
思いっきり格の違いを思い知ったのです!!!
でも、昔はもっともーーっと絵は下手だったさ!

ぇえ、めっちゃ下手くそ!!って言われまくったっすよ・・・
ええ、そうですとも・・・
でも僕は鼻くそほじりながらそんな口撃(言葉の暴力)なんかスルーして、諦めず練習したもんです。うん。
下手だと認めてたからこそ人体の基本、筋肉などを、デッサンなどで練習しまくった

ドラゴンボールのイラストに限らず、鳥山明先生の凄いところは、線画だけでカッコイイという世界観を描けることだと僕は思っている。
そして元々はデザイナーさんだったので、生み出された作品すべてのセンスが、ディズニーを超えてるじゃん!って僕は思っています。
ほんっと鳥山明先生は今でもリスペクトだわ〜
そんな鳥山明先生から、エッセンスをもらっておかないのはもったいない!っと思って、幼少期からお手本にさせてもらっていたのだ。
※これは10年後のアラレちゃんをイメージして描いてみたもの↓↓↓

※10年後のお坊っちゃマンくんを描いてみたもの↓↓↓

こうやって鳥山明先生の線画を参考にしてきたから、この画力を手に入れられた。
僕は絵師なんだから、それは口先じゃなくて絵で語らないとね!
こういった過去に取り掛かってきた修行は、失敗続きだったとはいえ…上達するという結果につながったので、僕にとっては正解だったのですよ^^
そしてこの経験のおかげで、いろんなことを応用する術も身についたから、「模写から基本を吸収して実践し続けるって大事だねぇ」っと、つくづく思ったものです。はい。
悟空だってズルしないで、楽もせず強くなったでしょ?

幼少時代の悟空が、超神水という水を飲めばもっと強くなれる!っと聞いて、カリン様のもとへ向かったエピソードを覚えているかい?
そう、カリン様はただの猫ではなく、残像拳も通用しないほど超スピードで悟空の攻撃をかわす神様だったよね?^^
で、丸一日かかっても悟空はカリン様から超神水を奪うことが出来なかった!ってのを覚えてるかな?
そして・・・
悟空は真夜中に、寝ているカリン様からこっそり超神水を奪おうとするが・・?
・・・
・・・・
・・・・・
『やめたぁ!ちゃんと勝って取ってやらぁ!』
・・・・もうお気づきだね?
そう、君たちの周りにはいくらでもインチキをすれば楽に出来ちゃうことが溢れている。
それをするかもキミの自由だ。
しかし、悟空やベジータのように絶対にインチキしないで今の自分から限界突破してやる!
この志と行動が凡人と秀才を分ける!!
凡人で居続けるという事は、成長をやめる人がする事だ。
出来なかったことを、誰かのせいにして、やらない言い訳が上手くなり、どんどんチャンスを逃し、衰退していく。
僕は本当に何百人とそういう人を見てきたよ。
そして歳だけとって、中身はスカスカ。
厳しい話だけど、それでホームレスになった人もいたからね。
そして世の中は、ちゃんと物事に真剣に向き合って生きてる人を、放っては置かない。
ミスターサタンの事は好きだけど、キミも口先だけの人間になりたくないなら、目の前の課題から真剣に取り組むこと!
そして悟空のように1つ1つクリアすることで、キミが望む結果が得られるようになる。
俺はやったよ。悟空のように一心不乱に!!
※でも、ゴールしたらそこがまた新しいスタートなんだけどねw
鳥山明先生の絵を学び続ければ、これくらいは描けるようになる!
クロノトリガーより、クロノさん24歳くらいのバージョンを描いてみた

クロノトリガーより、カエル・戦友サイラス・グランとリオン・聖剣グランドリオンを描いてみた

クロノトリガー「大地のおきて」よりエイラ・キーノ・アザーラ・ブラックティラノ

サラ・魔法・ジャキ成長期・ビネガー・マヨネー・ソイソー

↑のイラストのように絵が上達することは、小さい事の積み重ねが重要だったと、僕は言い切る!!
コツコツこそが、コツなのだ!

でも鳥山明先生の世界観は、やっぱり真似し続けられない

※インターネットの資料をもとに、模写+オリジナル
だってそれは、僕の絵じゃないもん!!
いつまでも人真似で満足できないから、僕はある程度のレベルに到達した時には思考と行動を変えて様々なチャレンジを続けてる。
要するに、やってみたいと思ったことは、とりあえずやってみたのだ!
キミも一定のレベルの到達したら、いろんな絵柄の模写も可能になってくる!
◆線のメリハリ(強弱)で、立体感を!
◆濃さで迫力を!
◆曲線で、柔らかさを!
なーーーんて、描けば描くほどコツは分かってくるよん。
これは経験を貯めていかないと理解できない境地だと思うよ。
これをドラクエのレベルアップで例えると・・・

君はレベル35の勇者だとしよう。
なのに、スライムばっかり倒してレベルを上げようとするかい?
・・・しないよね^^
レベル40くらいのモンスターと戦ったほうが経験値が高いし、ゴールドもたまるでしょ?
キミの熟練度があがるプロセスも、そんな感じだよw
要するに!
今の君のレベルより、ちょっと上のレベル(難題)にチャレンジする習慣をつける!
そうすると、ベクトルも合って上達も早まる。
ここで言うベクトルが合う感じってのは、数学で例えると〜足し算、引き算とか基本の計算方法が解っていれば掛け算なんて簡単じゃん!って慣れ親しんだものに近いな!って感じるのと一緒な感覚。
僕にだって出来たんですから、キミにだって出来るさね^^
だからこれからは、自分の好きな漫画家やイラストレーターさんの線画をよく研究してみてはいかがかな!?
線の特徴を、よーーーーーーーーーーく見て、君もやってみるのです!!!

・・・・そして、
鳥山明先生は線画を・・・こうか!?こう描いてんのか!?
って、実際によく観察して何度も何度も繰り返し・・・やりすぎだよお前!って親とか友達に突っ込まれるくらいクレイジーに練習してみようぜ!!
ではここで!恒例のイラストメイキング動画をご覧ください
1分で分かる、ドランゴンボール孫悟空・イラストメイキング
最後に
僕はこれに取り掛かる前に、あるものを買いまいした。
このアイテムの発売は、ちょっと腹立たしかったくらいです!!
なんでもっと昔に出してくれなかったんだぁあ!!
ってね・・・。
それを手にしてイラストがすぐ上達できるチャンスに恵まれているキミは、マジに羨ましい!!
そのアイテムの名は、ジャンプ流!!

鳥山明先生は、どうやって上手くなったか!見ててなるほどねぇ!と、思いました。
もちろん、プロだからスラスラ描けて見えちゃうんだけど、僕は50回以上見てやっと面白い事に気がついた。
君も鳥山先生から、そういったエッセンスを見つけ出して自分の中に眠る持ち味を開花させてみようぜ!!
あとね、鳥山先生が漫画家になる前のお仕事のエピソードもあって、こういった姿勢と行動が鳥山先生だけの世界観(持ち味)を開花させたんだなーって、すげぇ納得した。
だから、こういうエピソードも何回も何回も読むべし!!
プロから何かを学ぶときは成功体験じゃなくて、失敗談をよく聞くこと!そこに重要なヒントがあるのだ!
DVDの内容も短いようで濃厚だったw
今この世には、鳥山明先生が書いた画集が多く点在するけど、描き方の教本はコレだけなのだよ!!
これを見せられちゃ〜理屈抜きで、『そりゃ上手くなるよね!!』って、納得できた一冊でした。
もし興味があれば、鳥山明先生のジャンプ流を手にいれようぜ!!
他のジャンプ漫画の教本は1400円くらいするんだけど、
鳥山先生の教科書とDVDは650円とお安いよw
3000円くらいのイラスト集ばりの価値はあったと思うから、
君も興味あったら買ってみてね〜^^

絵の上達が早い人はココが違う!イラストがうまくなる5つの秘伝 《人物画編》
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【鳥山明先生の絵から学ぶイラスト術】ドラゴンボールが描けるならば、応用してクロノトリガーを描いてみようの巻
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もし、絵が上達できずに困っている!と言うなら、↓↓↓記事が君の悩みを解決できるかもしれない。
ぜひ読んでみてねん!